ストⅤとPS3コントローラーについての話を読んでいない方はまずそちらからどうぞ。
現在アーケードスティックを販売している大手の会社は世界で3社。
そしてこの中でPS4対応アーケードコントローラーを出しているのはHORIとMAD CATZの二社だけ。
両社がストリートファイターⅤに向けて販売しているアケコンの特徴をまとめます。
HORI製品
- レバーとボタンが自社製ユニット
- 新しい規格の物が使われており、旧製品で使われていた物に比べると使い心地がとても良くなっている。
- 操作性が合わない場合は三和やセイミツへ換装することになるが、その場合は保証が受けられなくなるので注意。
- 中の配線を変えなくてもボタン配置を切り替えできる【アサイン機能】を搭載
- ゲーム内で可能なボタン設定には限界があるので、使い方を覚えれば便利。
- 設定の仕方が分かりにくい慣れるまでは少し大変。
- PS4の電源を落としたり、PS4から抜いても設定が保存されているので毎回設定し直す必要はありません。
- PCでもすぐ使える
- 詳しくはPC用アケコン紹介にて
- アケコン業界の老舗メーカー
- 長年ゲーム周辺機器を作ってきた企業というだけあって、このアケコンがエラーを起こしたところを見たことがない。
MAD CATZ製品
- レバーとボタンが三和製
- ほとんどのゲームセンターでも使われている三和製のレバーとボタンを使用。
- ゲームセンターの筐体操作に慣れている人はすぐに馴染むはず。
- メンテナンス性が非常に高い
- ボタン一つで天板を開いて中を確認することができる。
- さらに中にはレバー交換等で使用するドライバーや交換用のボタンを収納スペースがある。
- 天板を自分の好きな絵に変えることができる
- 表面をアクリル板で覆ってあるので、天板とアクリル板の間に好きな絵を挟んでオリジナリティを出すことができる。
- きちんとテンプレートも配布されている。
- 旧TE2ではエラーが起きやすかった
- Shareボタンを押していないのに、Shareボタンが暴発することがある。
- 大会でShareボタンが暴発すると、相手にラウンドを譲ることになるので致命的。
- 今回のTE2+では改善されていることを願う。
大手メーカー製ではありませんが、台湾の職人によるオーダーメイドアケコン公館五号機の紹介ページも興味がある方はご覧下さい。
PC版ストリートファイターⅤを買う方へ
パソコンでアケコンを使いたい場合、物を選び間違えるととても面倒なことになります。
Windowsを使っている場合はXinputに対応しているものがオススメ。
XinputというのはMicrosoftがXBOXのコントローラーをWindowsで簡単に使えるようにするために作ったドライバ。
Xinputに対応していないアケコンを使おうとするとかなり設定が面倒であり、遅延が起きる可能性もある。
Xinputに対応しているアケコン
XBOX360用アーケードスティックコントローラー
元々XBOXでウルⅣをプレイしていた人なら、その時に使っていたアケコンをそのまま使うことができる。
ストⅤ以外でもアケコンを使いまわしたい人にはQanbaがオススメ。
PS3/XBOX/PCの3つに対応しているので非常に便利。
リアルアーケードPro.V HAYABUSA
PS4用アーケードスティックでも紹介したRAP.V HAYABUSA。
なんとPS4用なのにXinputにも対応しています。
自分が知る限りでは、PS4用アケコンでXinputに対応しているのは今のところこれだけです。
ストⅤのイベントや大会ではPS4が使われることも多いと思うので、そんな時に自分のアケコンが使えるのは嬉しいですね。
アーケードスティックは高い買い物になるので、慎重に選びたいですね。